2017年2月27日月曜日

海外不動産購入時の不動産業者(エージェント)選びのポイント


海外不動産を購入する際には、日本にいながら購入する場合は日系の販売会社にやりとりをお願いすることになるかと思います。

現地に何度も行けて言葉の問題などが特にない場合には、現地のエージェント(大抵は現地人)から購入することになります。

今回は、日本にいながら、日経の販売会社を経由して海外不動産を購入する場合についてです。

海外不動産はどの業者でも同じというわけではありません。
販売会社を見極めることが成功のカギとなります。


 ■海外不動産の販売会社選びのポイント

(1)販売しているエリアに詳しい

不動産は立地が全て、と言う人もいます。そのくらい立地が大切です。
現地の立地に詳しくないと、良し悪しが判断できないということになってしまいますので、本当に販売エリアに詳しいのかはきっちり確認するべきです。



(2)連絡がつきやすい、レスポンスがきちんとある

「当たり前じゃないか」と思うかもしれませんが、連絡がものすごく遅い会社もけっこうあります。
不動産購入前にいくつか質問してみて、レスポンスが素早く返ってくるか確かめてみてください。


(3)不動産の法律知識・税務知識がある

海外なので法律からして全てが日本と違います。登記や運用、売却などの法律をきっちり理解しているのか確認してください。自分で全て調べて進めるのはかなりの労力がかかります。

また、税務について説明がきちんとない販売会社には注意してください。
税務を計算せずに投資すると、資産の運用計画が大幅に変わります。


(4)マイナスポイントも説明してくれる

セミナーなどで、リスクの説明がない販売会社がいますが、こういった会社には特に注意してください。
リスクとリターンで成り立っているのが投資です。
特にリスクについてしっかりと説明してくれる会社は投資について理解していて、信用できる会社の可能性が高いです。


■最も重要なポイント

色々と書いてきましたけれど、上記の点以上に最も重要なポイントは、
“自社が儲かる案件でなく、投資家が儲かる案件を考えてくれているか”という点です。

海外不動産は、物件によって販売した時にデベロッパーから入る手数料が違います。
その手数料は、売れていない物件ほど高くなる傾向があります。

そのため、販売会社が自社の利益だけを考えると、売れていないあまりよくない物件を良く見せて販売するというやり方になったりします。

自社が儲かる案件でなく、投資家が儲かる案件を考えてくれているか。
この基本的なスタンスが最も重要ですので、購入の際にはここだけはしっかりと見極めてください。





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