2017年2月18日土曜日

海外不動産投資のリスク






海外不動産投資には、豊富なメリットがあるますが、リスクもあります。
リスクと聞いて、洗練された投資家は安心感を得ると言います。

リスクの説明がない投資案件は、そのほとんどが、投資家を騙そうとしている案件です。
投資は、リスクとリターンを天秤にかけて、自分の資産運用の状況と照らし合わせてそこに踏み込めるか、という判断を行うものだとう思います。
リスクが分からなければ、その判断のしようがありません。

海外不動産投資を行う上での、主なリスクを3つご紹介いたします。


1.為替リスク

外国の不動産を購入するので、為替のリスクが発生します。
為替に関しては、もし今後がどうなるか分かったら、不動産投資でなくてFXをした方がいいと思います。

円を基準に考えるのではなく、ドルや、現地の通貨を基準に考えるなどで考え方の幅は広がります。
まあでも、基本は円高の時に買って、円安の時に売るという戦略になってくると思います。



2.プレビルド物件の竣工リスク

新興国の不動産では一般的なのが、プレビルドという建設前の物件の販売方式です。
建設前に区分の販売を開始するので、完成時期が遅れたりすることがあります。
最悪の場合、資金が思うように集まらなくて、建設がストップする、などということもあります。

新興国の不動産の場合ですが、完成予定時期はほぼ後ろ倒しにずれます。
予定通りに言った案件は逆に珍しいくらいです。
半年~1年はずれると思ってください。



3.景気変動、政治リスク


これに関しては、どうにもならないと思います。
例えば、イギリスがEUを離脱するなんて、その1年前に確信を持っていた人は普通はいません。
投資家年はどうにもならない、という部分があることを受け入れて、国の景気や政治については個人投資家では限界があると認識する方が建設的だと思います。

ここを気にしすぎると、どこにも投資が出来なくなってしまいます。



 主要な3項目についてリスクを説明いたしました。
 購入検討時は、エージェントや不動産会社に必ずリスクは聞いてください。
きちんと答えてくれなかったら購入してはいけません。

リスクとリターンを考慮して投資するべきか判断してください。
リターンだけを見て投資すると、失敗が待っているかと思います。






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