2017年2月27日月曜日

投資用海外不動産不動産の5つの種類

海外不動産と言えば、コンドミニアム(マンション)が一般的ですが、代表的な投資用不動産としては5つ挙げられます。

エリアの特徴や供給状況を見て、どのタイプに投資するのかは変わってきます。


1.コンドミニアム

日本でいうマンションの区分所有のことです。一般的な投資対象です。


2. サービスアパート

1カ月などの短期滞在する駐在員などを対象にした、コンドミニアムとホテルの中間のようなサービスを提供するタイプです。


3.コンドテル(コンドミニアムホテル)

通常のホテルは建物全体で所有者がいますが、コンドテルは複数の投資家がそれぞれホテルの1室を区分所有しています。そのため、区分所有した1室の登記が可能です。

建物はホテル運営会社に全体を貸し出して、運用益の一部を投資家の所有している面積に応じて配分するという方式です。

ホテル運用のため、毎月の収入がゼロになるというリスクが低いのが特徴です。


4.オフィス

オフィスのフロアを所有し、会社に貸し出すという形式です。
コンドミニアムと比較して、一回入居した会社は長く居続ける可能性が高く、運用益が安定します。
デメリットとしては、面積が広い場合が多いので、投資用の資金が多くかかってしまうという点かと思います。


5.商業施設

道端の路面店や、ホテルの1階などの店舗エリアを区分所有して、テナントに貸し出すタイプです。
新興国では特に、商売を始めたがっているテナントが多くいますので、運用が安定します。
そのため、現地の投資家が購入してしまうので、なかなか日本まで案件が出回ってきません。


上記の5タイプですが、エリアの発展度合いによって、狙い目が変わってきます。

基本的には、1から 順番に需要が発生してきます。
どういうことかと言いますと、フィリピンのれいですが、駐在員向けのコンドミニアムが不足しているのでそのニーズに合わせて建設が一気に進んで供給過剰と言われています。

すると、今度はサービスオフィスやホテルが足りなくなっており、それに合わせてまた一気に建てて供給過剰気味になります。

次にオフィスや商業施設が足りないと言われ……、という流れです。

ちなみに例に挙げたフィリピンでは現在、オフィスが足らなくて狙い目のようです。


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